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「受験が終わったら、何がしたい?」

注:もちろん、実話です。

数年前の話ですが、夏期講習の授業の合間に、

中3の生徒さんたちが、

「受験が終わったら、やりたいことが いっぱいあるなあ」

                 と、話していました。

運動?ゲーム?遊び?・・・などの話がでるかと思いきや、

 I君がいきなり、

  「親孝行がしたい。」  と一言。

 

それに対して・・・

Tさん 「うちも、親が喜ぶ顔が見たい。」

(当時、元気で手のかかった女子生徒さん)

 

「わかる、それ」  ・・・別の生徒さん

「本当は、親に感謝してるんだ。」・・・また別の生徒さん。

 

「夜遅くまで働いて、体が心配なんだ。早く楽をさせてあげたい。」

(I君は、あまりそんなことを言いそうにない、元気な男子生徒)

 

「でも、絶対親にはそう直接言えないでしょ。」 (私)

 

「言えない、・・・まじめな気持ちで言ってもウソだろ、と言われそう」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

親は、子どものことを考えていますが、

子どもも、実は親のことをすごーく考えているんですよね・・・。

(そうは見えないけど・・・)

 

受験って、親も子も ものすごく、苦労が多いですが、

こういう絆が見えてきたりしますので、どうか、

「苦労のしがいがある」と思って、

前向きに受験というものを捉えていただきたいな、

とそう思います。

 

ちなみに、このときの中3生徒さんたち、全員第一志望合格!

今年もそうなりますように!

2016/2/14

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