「「旅」が子供を強くする」

2016/7/14 森岡 浩太

 ことわざには「かわいい子には旅をさせろ」というものがあります。

ご存知の通り、意味は「わが子をかわいいと思うなら、親の保護から離れ苦労を経験する旅をさせた方が、

その子の後の人生に役立つことがある」というものです。

今の時代でも「サマーキャンプ」や「短期留学」など、子どもが親元を離れる体験は人気があります。

子どもは親の力の及ばないところで、自分の力で戦う経験を通じて強く成長します。

それは私たちの仕事である受験対策においても同じです。

受験には旅と同じように多くの苦労があり、厳しい現実があり、そして達成の喜びがあります。

子どもたちはそれらを親の力が及ばない教室やテスト会場、もしくは問題を解くノートの上で経験していきます。受験の合格・不合格を決めるのは子どもの力であり、親は最後には子どもを信じてあげることしかできません。

子どもたちにとっては、親の力が及ばない世界で、点数や提出物、面接の出来など、結果でしか評価されない受験は非常に苦しい経験です。しかし受験に全力で取り組んだ子どもたちは、この経験から多くのことを学びます。努力の大切さ、決断の仕方、社会の仕組み、そして何かを達成する喜び。
彼らがこれから社会に出る際に、そうした経験は旅の経験と同じくらい(又はそれ以上に)大いに役立つものとなります。
 

 私も受験指導に携わる中で、受験を通じて強く成長した子どもたちを見てきました。
なんでも「友達といっしょ」でないと行動出来なかった子が、自分のやりたいことをしっかり考え、誰も知り合いが行かない高校を志望校に選ぶ。

塾も来たり来なかったりだった子が、行ける高校がないと親を悲しませるからなんとかしたいと相談をしてきて、今までの態度を全く変え、授業以外の平日も塾に自習をしにくる。

将来について何も希望を持たずひたすらに無気力だった子が、自分で将来のやりたい職業を探し、その資格を取得できる大学へ向けてひたすらに努力する。

私達の塾では、毎年のように見る光景です。子どもたちは旅と同じように、受験を通じてこれから出て行く社会で生きていく強さを獲得していきます。

 受験は「しない」という選択もできます。また合格確実のところにほとんど努力をせずに入学することも、受かる可能性が全くない学校を志望校にして合格のための努力を避けることもできます。そうした選択は、「自分の力で戦う」という子どもの人生にとって貴重な機会を逃しています。

 今年も夏休みを迎え、受験生にとっては受験という旅の一番厳しい行程が始まります。受験生全員がこの厳しい旅を終えたときに大きく成長することができるよう、私たちは今年も全力で受験対策に取り組みます。

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